敷金を取り返すための退去時チェックリスト

ここでは、退去前に求められるであろう作業のチェックをご紹介します。

引っ越し前チェックリスト

1. 掃除をしなくてはならないということが最優先事項であることは間違いありません。しかし、ここでは基本的な掃除だけではなく、それ以上のことを話しています。実際には窓のレール、引き出し、食器洗い機の端、ドアのハンドル、家電製品の内部やトイレの外側などまで含めて、隅々まできれいにする必要があります。もちろん、ブラインドのホコリも払う必要があります。

先ほどご紹介した報告書は、ガイドとして機能します。疑問がある場合は、大家さんに確認してくださいと、トリフソン氏は言います。自分でやりたくない場合は、プロのクリーニングサービスを雇うことができます。ただ、業者が要求に応えることができるように、報告書を添付して渡しておいてください。

2. 入居したときに作動していた火災報知機やその他のセンサーの電池を交換してください。電球も同じくです。同じタイプのもので交換してください。
3. これは当然かもしれませんが、掃除などででた廃棄物を処分するまでは、あなたの引っ越しが完了したと考えてはいけません（おそらく契約書にはこのことについて記載があるはずです。）

「借主は、敷地内のゴミや私物を完全に撤去したかどうかを確認する必要があり、そうでない場合は、撤去費用を請求される可能性があります」

大家さんに任せる場合： 大家さんや管理会社の中には、賃貸物件を入居時の状態に戻すことを求めるものもありますが、中には特定の作業を自分達で行うことを好む人もいます。

例えば、穴を補修したり、ペンキを塗ったり、壊れた備品を交換したりするのは、大家さんに相談してからにしましょう。カーペットの掃除も同様です。大家さんの中には、あなたが掃除をしてくれることを期待している場合もあれば、そうでない場合もあります。よくわからない場合は、電話やメールで確認してみましょう。特に敷金の返金に関しては、大家さんとしっかりと話し合いをしておきましょう。

「コミュニケーションが重要です」とトリフソン氏は言います。ほとんどの大家さんは、引っ越し作業をきちんとできない借主に敷金を返したくはないと考えています。